2014年11月30日日曜日

東京北医療センター小児科での研修を修了しました

志摩病院2年目研修医 坪谷です。
産婦人科に引き続き、9月から11月までの3か月間、東京北医療センターの小児科でお世話になりました。
成人との違いに戸惑いつつ1年目の最初に戻ったような気持ちで臨んだ小児科研修でしたが、3か月間お世話になると少し慣れてきました。
さすが東京北区の中核となる病院なだけあって症例が豊富で、限られた研修期間でコモンディジーズを診るには最適な病院であったと思います。

東京北小児科は4~5人のチーム制であります。
スケジュールとしては、
7時~7時半より病棟回診。
8時10分からの朝のカンファレンスで前日の入院患者のプレゼンと受け持ちの振り分け等。
8時30分頃からチームでの病棟回診をはじめ、そのまま病棟業務へと移ります。
研修医の仕事の割り振りとしては、処置当番や救急外来対応、新生児回診、予防接種や乳児健診等を基本的に上級医とともに行うこととなります。
小児の専門領域をもった上級医と共に食物アレルギー負荷試験を行ったり、神経診察・発達評価、新生児症例のレクチャーをしていただく機会も多くありました。

最終週は勉強会を担当させていただき、チーム内の小児内分泌を専攻されている上級医のご指導のもと、先天性甲状腺機能低下症についてを行いました。写真は取り損ねました。。。


最終週は小児科や研修センター、産婦人科の時にお世話になった方々から連日送別の会をしていただきました。病棟全体が仲良く、とても暖かい、雰囲気の良い病院でした。
ここでのやり方や経験が、今後将来の診療のベースとなると思います。しっかり活かせるよう精進したいと思います。