2015年3月11日水曜日

志摩病院 院内で精神科研修

こんにちは。初期研修医2年目の坪谷です。
ついに初期研修も最後の研修科となりました。3月は院内の精神科で研修をしております。

当院には合計100床の病床があり、急性期から長期に入院されている方まで様々の患者様がみえます。
精神科の診察は、言葉でいろいろな情報を引き出すもののようですが、僕が関わってもなかなかうまくいきません。単なる「会話」になってしまい、診察における精神科的に重要な所見は得られにくいです。
研修では、自分の行う診察を後ろから指導医の先生が診てくださり、引き出せた所見の整理や自分の会話の癖などを多く指摘いただいています。また抗精神病薬の使用法やピットフォールなどを臨床に即してご指導いただき、とても良い研修が出来ています。

内科や外科を中心に診療にあたっていると薬物治療や検査所見の評価にとらわれてしまいますが、このような分野もあるのだなと、とても専門性の高い分野と再認識させられました。