2013年4月7日日曜日

地域医療振興協会 ジュニア・シニアレジデント合同オリエンテーションに参加してきました

こんにちは。初期研修医1年目の坪谷です(^^)。
4月6日、7日は、東京永田町の砂防会館で開かれた、地域医療振興協会 ジュニア・シニアレジデント合同オリエンテーションに参加してきました。


地域医療振興協会とは、僻地等の医療の確保と質の向上を図り、それをもって地域の振興を図ろうという目的のために設立された団体です。志摩病院も平成24年4月からこの団体に所属し、管理・運営されるに至っています。


よって志摩病院からの初期研修医の参加は今年が初となります。
初期研修医に関しては、横須賀市立うわまち病院、伊東市民病院、東京北社会保険病院、市立奈良病院、市立大村市民病院、横須賀市立市民病院、東京ベイ浦安市川医療センター、そして三重県立志摩病院から32人の参加で、その他多くの病院から先輩医師が参加されていました。

初日のオリエンテーションでは、その理念や取り組み、これから診療にあたる僕たちへのメッセージ、医学教育に関する講演・講義を受けました。まだ医療界の事に関して見識が乏しいのですが、どの先生も地域医療、総合診療や医学教育など、医療業界では有名な先生だそうです。確かに、身につまされる話、独特の視点、教育方針の話など、どれも興味深く面白い話でした。

夜は情報交換会が行われました。研修医地域医療振興協会に所属する全国から多くの病院の指導医、後期研修医、研修医が参加し、お互いに交流できる良い機会となりました。



 情報交換会では各病院(上図は東京北社会保険病院)の研修医が自己紹介と病院の紹介を行いました。どこも個性豊かで、仲が良く、研修医の少ない志摩病院の僕にとっては羨ましく感じます。
志摩病院で初期研修生活を送る上で心配になることとして、「同期が少ないこと」や、それゆえ「自分のレベルを相対的に評価しづらい」ことが挙げられるかと思います。
しかし、このような機会や協会のたすきがけを通じて、全国の多くの研修医と刺激し合うことができるのは、志摩病院での初期研修のデメリットはある程度カバーされると思います。






オリエンテーションの2日目は、シミュレーションを用いた技能研修を受講しました。腰椎穿刺、中心静脈穿刺、成人/小児/新生児蘇生に関する講習を少人数で講師から習います。実は僕の出身の三重大学ではスキルズラボが充実しているので、いくつかのシミュレーターは見たことがあったのですが、環境や講師が変われば、教わることや手技のコツなど全く違う研修になるものだと、興味深く感じました。

勉強にもなり、仲間もでき、とても刺激的な2日間でした(^^)。

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