南伊勢町立病院で地域研修をしております。多職種との距離が近く、とても楽しく研修ができています。志摩病院にも何名か患者様を紹介し、いつもと逆の立場から志摩病院を見ることができました。
2月19日、阿児アリーナにて志摩の地域医療を考える会があり、お話を聞いてまいりました。立食形式で志摩の郷土料理を楽しみながら、多方面から志摩の医療にかかわる方が参加され、様々な意見や考え方を知る貴重な機会となりました。どんどんと盛り上がりを見せていく様子を考えさせられました。
2月18日は、研修報告会と題し、南伊勢町立病院での経験を報告させていただきました。事務、医療スタッフの方々が忙しい中20名近く参加していただきました。
3週間と短い期間でありましたが、密度の濃い貴重な経験が多くできたと振り返ることができました。
研修までは、県立志摩病院も土地柄、初期研修の「地域研修指定」として十分かと考えていたのですが、外来を担当させてもらう上で考えを改まりました。設備やシステムは勿論ですが、利用される患者様の希望が特に異なる点が、両者の大きな違いかと思います。志摩病院ではある程度待ち時間を経ても、専門領域診療と精密な検査を希望される患者様が多いですが、南伊勢町立病院では、半分クリニック的な受診の気軽さと地域との近い距離感があるなと実感させられました。家庭医療や地域医療の座学では学べないことに気づくことができました。
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