こんにちは。1年目の松岡です。
10月は三重大学病院にて放射線画像診断の研修に行ってまいりました。
津はまだまだ交通が便利で、すぐに名古屋に出れます。
一ヶ月間片道30分の道のりを歩いていました。個人的には川や海、山が見える環境が大好きで、散歩がてら通勤していました。川には鳥がたくさんいてよかったです。
研修では自分で画像の所見をつけて、わからない時には先生に質問して、4時くらいから、上の先生と一緒にまとめて、所見を付け直すという形のものでした。
疾患としては腫瘍系やオペ前後の評価が多いです。
学生時代は自分で所見つけるのがなんか恐れ多くて、「勉強になる症例集を学ぶコース」にして、上の先生の文字を追っているだけでした。
今回はリアルタイムに自分でまずつける!っていうプレッシャーありながらも、フィードバックある環境で学べました。まず、自分で考えて、あとで「上の先生がどのように考えるか」もしくは「どうして自分は見逃してしまったか」を冷静に比較して、自分と上の先生との距離を縮めるのが一番良いと思います。
あと、放射線診断の先生方が、どのような所見に対して、どれくらいの閾値で「所見として捉えて」、記載するのか、この辺の認知のあり方も学べました。今まで少し誤解してました。
つまり、
・放射線診断のレポートでない=病気がない
と思いがちですが、
・実際はレポートに書くほどの所見がない
が正しいのです。(当然だろ?って笑)
なので、ぶっちゃけ画像が悪くてよくわからなければレポートには反映されないし、造影条件が悪ければ検査の精度がかなり落ちます。(この辺も感度特異度問題ですね。「クリニカル・リーズニング・ラーニング」に同様の症例ありましたね)
その辺は本当に精査したければ、直接検査方法聞きに行くのが一番ですね。
以上今回の研修で学んだメタ的分析でした。
おわり
まつおか
松岡先生 いつも書き込みありがとう。
返信削除松岡先生 いつも書き込みありがとう。
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